写真で見る事例報告

・ご家族から掲載の許可をいただきました。
・図は添付ビデオの映像をキャプチャーしたものです。

初回評価前の報告(98年1月)

Tちゃん(95年10月生まれ)
医学的診断:「中脳水道狭窄症による水頭症、視神経の萎縮が見られる、聞こえに関しては問題なし」
自分の行きたい所へ背這いで移動します。目の焦点が合うまでに時間がかかり、絵本やビデオに興味がないとのことでした。
移動運動が(個人間比較で)最も低いと評価し、パターニングと補助付き腹這いを中心とするプログラムを開始しました。

第1期中間報告(98年4月)

腹這いで移動ができるようになりました(下図)。左足の蹴りと両手を引きつけて進みます。
まだ十分なクロスパターンとはいえません。

図1

第1期再評価前の報告(98年7月)

腹這いで手が交互にでるようになりました。移動運動の向上とともに視覚が改善しました。
高這いを目指して障害物に取り組んでいます(下図)。

図2

第2期中間報告(98年10月)

第2期から開始した頭上ばしご1の様子です(下図)。お母さんは首にストップウォッチを下げてます。
まだちょっと危なっかしいですね(笑)。

図3

第2期再評価前の報告(99年1月)

高這いを開始しました(下図)。両足を同時に引きつけるところがあり、
日常生活の移動は腹這いと半々くらいです。

図4

第3期中間報告(99年4月)

障害物3の越え方です(下図)。この期間、高這いがほぼ完成しました。
頭上ばしごでは自力の歩行を開始しました。

図5

第3期再評価前の報告(99年7月)

頭上ばしごでターンが自力でできるようになりました。
歩行時、棒にしっかりつかまってバランスをとっています(下図)。

図6

第4期中間報告(99年9月)

家族総出の応援を受けて壁立ちからの歩行に挑戦中です(下図)。倒れ込んでくるという感じです。
9月17日「もたれながら3歩でる」

図7

第4期再評価前の報告(00年1月)

片手をつないで歩けるようになっています。でも、自力では難しいのです(下図)。
バランスはそれほど重要だということです。

図8

再評価後、頭上ばしご4に全力で取り組んでいただきました。ベストは1日151トリップ、週計902トリップでした。
4月から3ヶ月間のハネムーンをとりました。

第5期中間報告(00年7月)

バランスへの援助が減少しています。歩く姿勢が様になってきました(下図)。
ノンストップ(倒れない)のベスト記録は13歩でした。

図9

第5期再評価前の報告(00年10月)

ソファーまで1mの距離を歩いています(下図)。1日20トリップのゴールを達成しました。
いろんな所でつかまり立ち、伝い歩きをするようになりました。

図10

第7期再評価前の報告(01年10月)

転倒防止ひもをつけて外を歩いています(下図)。ベストは1日1500m(80分)でした。

図11

動画をご覧いただけます。歩き3(Windows Media フォーマット 約35kB)

2ヶ月のハネムーンを取って02年1月プログラムを「卒業」しました。
本人とご家族へ心から敬意を表します。