高這いのプログラム1

高這い姿勢の保持

高這いを開始するには、まず高這い姿勢がとれなければなりません。そのためには手・足腰の十分な筋力とバランス感覚が必要になります。

援助の仕方

腹這いになったお子さんの後ろに回り、下肢を包み込むようにして高這い姿勢をとらせます。その際の姿勢のポイントは
・頭が上がっている
・手で上半身を支えている(手のひらを無理に開かせる必要はありません)
・足の膝から下で下半身を支えている

環境

一般的には、滑る環境ではうまくいきません。深い絨毯や畳の上などがやりやすいと思います。

高頻度の必要性

お子さんは重力に逆らって手と足で体を支えなくてはなりません。これは想像以上にたいへんなことで、最初、ほとんどできないでしょう。だからこそ、短時間×高頻度という原則が遵守されなければなりません。

100%自力を目指す

お子さんが習熟するにつれ、援助を減少していきます。そしてある段階から完全に身体的援助を取り除く必要があります。たとえ指1本であろうともお子さんにさわってはいけません。
100%自力の高這い姿勢の保持が5分できることがこのプログラムのゴールです。

記録

最初は挑戦した回数(トライ数)になるでしょう。うまく姿勢がとれた(手応えがあった)回数を併記します。
時間が計れるようになれば、保持できた時間をストップウォッチで計ります。回数とベストタイムを記録してください。新記録の強化が非常に大切です。

次の課題へ

余裕が出てきたら、高這い姿勢を保持したまま体を前後・左右に動かすように促してください。ご家族がゲーム感覚でお子さんを軽く押してもよいでしょう(これが高這い姿勢のホットポテトです)。
エッ、その次の課題ですか?それは、一手出すこと、つまり高這いの開始です。

<解説>
 一カ所にじっとしているのは退屈でしょう。手で上半身を支えられるようになれば補助付き腹這いのテクニックを応用して補助付き高這いに取り組む方が楽しいかもしれません。