プログラムを始める前に

一番大切なこと

明るく楽しく

質問:「プログラムを行う上で一番大切なことは何でしょうか」
答え:「明るく楽しく行うことです」
なぜならば、
プログラムは持久力を必要とする長期戦です。明るく楽しくなければ続きません。
お子さんは楽しい雰囲気の中でこそ、より多くのことを学びます。
 当室のプログラムは決して安易なものではありません。ご家族に負担を強いることもあるでしょう。しかし、プログラムを始める際には「明るく楽しく」という視点を忘れないでください。しかめっ面ではなく、笑顔でプログラムを進めてください。そのためのコツをご紹介しましょう。

大らかな気持ち

 特にボス(プログラムの中心になる人)は大らかな気持ちを心がけてください。プログラムの間ボスが目をつり上げていては、お子さんも周りの人も疲れてしまいます。最初から完璧なプログラムを目指すのではなく、徐々に内容を充実させていきましょう。第1期の前期(3ヶ月)でプログラム体制ができあがれば上出来です。
 また、プログラムを「あれもしたい、これもしたい」と先走らないでください。焦りはよい結果を生みません。一つ一つ着実に進めていきましょう。

成功の経験を積み重ねる

 1mの腹這いに80cmで失敗するよりも50cmの腹這いにゴールし、喝采してください。難しい問題解決に途中で挫折するよりもより簡単な問題解決に成功し、賞賛してください。プログラムの中でお子さんは「前へ」「次へ」を目指しています。成功の経験は、お子さんに挑戦を続ける自信と勇気を与えるでしょう。逆に、失敗の経験を積むことは、お子さんをいじけさせ、やる気を失わせます。
 プログラムは、お子さんとご家族が汗を流し知恵を絞って、課題に成功することを積み重ねてゆくことだとも言えます。

お子さんの立場に立つ

 人は夢中になるあまり、時としてまわりが見えなくなることがあります。プログラムを始める際には、常にお子さんの身になって考えるということを忘れないでください。例えば、体の大きなお子さんが高這いする場合は、膝にクッションの効いたサポーターをつける必要があります。何もつけずに床の上を高這いすれば痛いでしょうし、膝を壊してしまう可能性もあります。ご家族が高這いしてみれば、膝がどんなに痛いかわかるでしょう。是非、お子さんといっしょにプログラムを経験してみることをお勧めします。

ストレスに注意

 お子さんとご家族の肉体的・精神的ストレスに十分注意してください。養育者の精神状態は直接お子さんに反映します。ボスが過労で倒れてしまえばプログラムはできません。疲れたときには積極的に休養や気分転換を図りましょう。お子さんが疲れていると判断したときは、回数を減らしたり、この間のご褒美として公園で遊ぶなりして、上手に休ませてください。その辺のさじ加減がボスの腕の見せどころです。
 当室は、プログラムは本人と家族の生活をより明るく楽しくするためにあると考えています。プログラムがお子さんやご家族を肉体的・精神的に追いつめてしまうのであれば、何のためにやっているのかわからなくなってしまいます。
 子育ては(たいへんなことですが)多くの楽しみが伴います。もしプログラムがほとんど楽しみを伴わないようであれば対処が必要です。ご連絡ください。